discographydiscography

一覧に戻るALBUM一覧に戻る

aiko 湿った夏の始まり

  • 1.青空作詞/作曲 AIKO 編曲 トオミヨウ
  • 2.愛した日作詞/作曲 AIKO 編曲 OSTER project
  • 3.こいびとどうしに作詞/作曲 AIKO 編曲 川島可能
  • 4.青空(instrumental)作詞/作曲 AIKO 編曲 トオミヨウ

PCCA-15001/定価:1,200円(本体)+税

初回限定仕様盤

通常仕様盤

ポニーキャニオンオンラインショップで購入ポニーキャニオンオンラインショップで購入

Amazonで購入

サブスクリプション・ダウンロードサービス

InterviewInterview

「2019年は『Love Like Pop vol.21』をやったり、配信で『愛した日』を出したり、シングルコレクション『aikoの詩。』を出したりといった動きがあって、それぞれはめっちゃ楽しくて嬉しいことではあったんです。ただ、自分としてはシングルとして新曲を出せなかったもどかしさがあったんですよね。ツアーをやるのに新曲がないっていうのは、何もできていないのと一緒なんじゃないかな……と思ってしまっていたというか。だからこそ、今回こうやって新しいシングルを出せることが本当に嬉しいんです。ほんまに出せて良かった!」

約1年9ヵ月ぶりのリリースとなるニューシングル「青空」。表題曲は、今年の元旦に公開された新年CMで初めてオンエアされた。aikoの音楽に対する真摯な想いが注ぎ込まれたソングライティングによって生まれた新たな手触りの、でもaikoならではの変わらない魅力が詰まった1曲は、自身にとっても大きな手ごたえを感じるものとなったはず。だからこそ、リリース前にもかかわらず積極的に届けて行くという異例のアプローチをとったのだろう。

「アレンジのデモをいただいたのが去年の11月の終わりくらいだったんですけど、聴いた瞬間にものすごく自分のテンションが上がったんですよね。私の場合、普段はあんまりデモを聴き込まないようにしているんです。耳が慣れて曲に対する感覚が変わってしまったりするから。でもね、この曲は何回も何回も聴きたくなってしまって、実際めっちゃ聴いちゃったんですよね(笑)。それくらい大好きな曲になったから、これはきっとファンのみんなもそう思ってくれるはずやと思って、新年CMで使おう、と思えました。リリース前にみんなが喜んでくれている声を聞くことができたのは、私としてもすごく嬉しいことでしたね」

終わってしまった恋が残した心の中のせつない感情を繊細に紡いでいく歌詞と、ソウルフレイバーを感じさせる美しいメロディ。それらが相まって描き出す世界を、感情を素直に乗せた歌声が鮮やかに彩っていく。それは一聴した瞬間にカラダへ染み込み、聴けば聴くほど深みを増していきながら僕らの日常に欠かせないものとなっていくことだろう。

「曲の最初のフレーズがまず浮かんで、そこからバーっと一気に書いていきましたね。私はいつも朝方に寝るんですけど、その前に『今日の天気はどうかな?』ってカーテンを開けて空を見るんです。そうすると毎日いろんな空があるんやけど、晴れてても曇ってても自分の気持ちがくすんでいると全部灰色に見えてしまうんですよね。青ければ青いほど寂しいなって感じてしまったりもするし。この曲の歌詞はそんな想いがきっかけになってできた気がします。メロディは言葉から自然に浮かんだものなんですけど、ちょっとソウルフルな感じになったなって自分でも思いました。本番のレコーディングもいつもとはちょっと違った感覚、新鮮な気持ちで臨めたのですごく楽しかったです」

アレンジはaiko名義の楽曲としては初のタッグとなるトオミヨウが手がけた。昨春、FM802×TSUTAYA ACCESSキャンペーンソングとしてaikoが書き下ろした「メロンソーダ」のアレンジを同氏が手がけていたことがひとつのきっかけになったのだと言う。今回のメロディが持つテイストをより色濃いものとするサウンドアプローチは、自然とカラダが揺れる心地良いグルーブを感じさせる仕上がりだ。

「トオミさんとは『メロンソーダ』のレコーディングのときに初めてお逢いしたんですけど、私の曲のことをちゃんと聴いてくださったのだな、聴いて理解した上で素敵なアレンジをしてくださる方だなという印象があって。なので『青空』ができたときに、『この曲のアレンジもトオミさんにお願いしたいな』って思ったんです。今回も自分の想像を超えた部分でおもしろい形に仕上げてくださったのが嬉しかったですね。歌詞にもすごく合ったアレンジやと思うし。『青空』はこの先、私にとって大事な節目の曲になっていくんだろうなっていう気がしています」

シングルの2曲目には、昨年3月に配信リリースされていた「愛した日」を収録。離れてしまった大切な人への切ない想いを、前を向いた視点で描いていく歌詞が強く印象に残るミディアムナンバーだ。アレンジはOSTER projectが手がけた。

「今回収録されている3曲は、どれも自分が不安定な気持ちになったときに呼び戻してくれるような歌詞が書けたと思っていて。この曲にも、ちゃんと地に足をつけて、しっかり前を向いている自分が出ているような気がしますね。「愛した日」はライブではあまり歌えていないんですけど、ファンの方からは『聴きたいです』っていうリクエストをいただくことがすごく多いのも嬉しくて。曲としてちゃんと届いているんだなということをすごく実感しています。なので、今回CDに収録できたことを機に、これからも一生懸命、大切に歌っていきたいと思っています」

もう1曲は、おそらく「Smooch!」以来となるであろう本人による口笛がさえずる、ほっこりした雰囲気の「こいびとどうしに」。アレンジャーには川島可能が起用されている。

「好きなことをやろうと思って作ったら、自然とこんな曲ができました(笑)。口笛のアイデアも含め、川島さんのアレンジがほっこり度を増してくれたような気がしますね。口笛はキーが高くて難しかったですけど、歌と違って自分の専門外の部分なので(笑)、楽しみながら録れました。逆に、歌に関しては音数がとっても少ないからドキドキしながらレコーディングしましたね。ハダカを見られているようで、自分で聴いていてもドキドキする(笑)。ちなみに以前、女の子目線で書いた『恋人同士』という曲があって。今回は男の子目線で書いたから、特に続編っていうことではないんだけど、『恋人同士2』みたいな意味を込めて『こいびとどうし“に”』っていうタイトルにしました」

そして。シングル「青空」のリリースと同時に、aikoがこれまでに生み出してきた全414曲のダウンロード配信およびサブスクリプション配信が解禁されることになった。このことは、aikoの楽曲がこれからもよりたくさんの人たちの元に届くための大きなきっかけになるはずだ。

「以前、いろんなアーティストが参加するイベントに出演させてもらったときに、『ライブを観てaikoの曲聴いてみたくなったけど、配信やってないんだね』っていうつぶやきをいくつも目にしたことがあって。そのときに思ったんです。配信をするということは、新しい人たちとの出会いに繋がるんやなって。なので今回、サブスクを解禁することは、大きなチャンスをもらえたと私は思っています。カップリング曲をササッと探して聴けるのは私自身、便利やなって思うしね(笑)。もちろんこれまで同様、CDは命をかけて大事に作っていきますけど、これからは両方の場所でたくさんの人たちに聴いてもらえたら嬉しいです」

今年に入り、aikoは1月にLive Blu-ray/DVD「My 2 Decades 2」を、2月にシングル「青空」を連続でリリース。3月にはaikoがゲストボーカルとして参加した楽曲を収録する東京スカパラダイスオーケストラの30周年記念ベストアルバムの発表も控えている。彼女はきっとこの先も、この勢いのままたくさんの楽しい企みを用意して僕らを驚かせてくれることになるはずだ。

「うん。今年は楽しいことをいっぱいやって、たくさん笑うことにしました! みんなに『あ、aikoおもしろいな』『なんか新しいな』って思ってもらえるような曲を頑張って作っていって、それをしっかり届けられたらいいなと思っています」

一覧に戻るALBUM一覧に戻る

aiko 39th Single
「青空」 2020年2月26日 発売

39th Single「青空」
[通常仕様]

Blu-ray/DVD
「My 2 Decades 2」
Now in stores

Blu-ray/DVD「My 2 Decades 2」
[Blu-ray]

Blu-ray/DVD「My 2 Decades 2」
[DVD]

aiko Single Collection
aikoの詩。
Now in stores

14th Album「aikoの詩。」
[通常仕様]

aiko 13th Album
「湿った夏の始まり」
Now in stores

13th Album「湿った夏の始まり」
[通常仕様]